介護の知識

アメリカの精神科医が開発!認知症予防に繋がる回想法とは?

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回想法とは?

アメリカの精神科医ロバート・バトラー氏によって提唱された回想法は、日本における認知症患者のリハビリテーションで多く注目されている心理療法です。
回想法を行うと、過去の記憶や思い出を蘇らせることで精神の安定を図ったり、認知症の進行を遅らせるという効果が得られます。
また回想法には、介護施設や家庭でもできるという利点があるため、専門家でなければできないと考えられていた従来型の心理療法とは少し異なる存在と位置付けて良いでしょう。
思い出す作業は、歌や絵画などのレクリエーションと組み合わせることもできるため、介護施設側にも実践しやすいという利点があります。

回想法はどんな形で行われているの?

回想法には、「1対1で行う個人回想法」と「5~6人で行うグループ回想法」の2種類があります。
介護施設で行われることの多いグループ回想法は、幼い頃の思い出を語り合ったり、懐かしいおもちゃや子供時代の歌を通して五感を刺激する心理療法です。
歌やおもちゃを使うことで自己表現の手法も幅広くなるため、コミュニケーション下手な高齢者の皆さんでも楽しく行えるメリットがあります。
また1対1で行う個人回想法の場合は、食べ物やライフイベント、仕事などのキーワードを通して記憶を引き出すことがメインとなりますので、心の中に眠っていた記憶や自信を取り戻すという意味でも高い効果が期待できるのです。
施設内で回想法を行うことで、意外な仲間との共感が生まれるケースも多いため、お年寄り同士の絆を強くするにも活用度の高い手法となっています。

回想のテーマは子供時代だけではない!

回想のテーマは、ライフイベントの時系列的な側面や、人生の成長、発達段階に繋がるものが理想です。
またテーマの中には、趣味や定年、これからという「思い出しやすいもの」もおすすめとなりますので、認知症の状態やお年寄りの精神状態に合わせて選定するようにしてください。

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