介護の知識

高齢者のアセスメントで注意すべきこととは?

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最初に確認!介護におけるアセスメントとは?

介護業界におけるアセスメントは、「利用者が何を求めているのか?」に着目しながら生活の状況全般を分析し、問題や援助活動に繋げるという一連の流れの総称です。
アセスメントを通して「今に至る経緯」を把握できるようになると、より確実性の高い援助の提案が可能となります。
またアセスメントに繋がるヒアリングを重ねることで、お年寄りやご家族とのコミュニケーションの機会も増えますので、介護予防には欠かせない信頼関係も築けるメリットがあると言えるのです。
今回は新人介護職のみなさんが難しいと感じる、高齢者アセスメントのポイントをご紹介していきます。

高齢者のアセスメントはなぜ難しい?

高齢者の皆さんは、病気の進み方や症状の感じ方などのさまざまな部分で「大きな個人差がある」という特徴があります。
特に病気については、精神的な症状を伴ったり、薬物に対する反応が若者と全く異なるケースも多いため、綿密な観察を継続することが的確なアセスメントに繋がるのです。
また高齢者の中には、自分の症状や悩みに対して鈍感になっているケースも多く見受けられますので、毎日のコミュニケーションを通して本音を引き出してあげることも大事な介護職としての仕事と言えるでしょう。

的確なアセスメントがリスク予防に繋がる!

高齢者の皆さんの体に生じる脱水や低栄養、誤嚥などのリスクを防ぐためには、日々の観察を通して変化を感じ取ることが大事な作業となります。
またアセスメントを通して各種リスクを回避できるようになると、病状の改善や自立という次のステップに進むことも可能となりますので、お年寄りの毎日を好循環にもたらすためにも、「些細な変化も見逃さないこと」を心掛けるようにしてください。

日々の変化を見逃すとどんなリスクが待っている?

変化を見逃すリスクで最も多い病気は、高齢者に多い肺炎です。 お年寄りの場合は、咳や発熱、痰などの諸症状がなくても肺炎にかかっているケースが非常に多いため、些細な変化を見逃した結果として、意識障害などに繋がることもあるのです。
また病気の予後が悪化している理由の中には、生活環境やQOLを含めた社会的要因に問題があることも多く見受けられますので、毎日のコミュニケーションを通して「困っていることはないか?」という部分を引き出すことも大事な介護職としての役割となります。
運動や知覚、生理的変化の中で疑問に感じた部分がある場合は、症状の悪化やさまざまなリスクを回避するためにも、同じ施設で働く看護師や先輩介護福祉士などに相談をすることも重要です。

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