介護の知識

認知症介護における食事の工夫や配慮とは?

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「食事をとる」という行為を忘れてしまったケースでは?

食事という行為自体を忘れてしまったお年寄りには、介護者や家族が目の前で一緒に食事をする方法が有効となります。
またお年寄りに対して「食への興味を持たせること」も大事なケアとなりますので、食材の説明や香りを嗅いでもらうと良いでしょう。

食事をしたことを忘れて再び要求する場合は?

このケースは、「食事をした!」という記憶や満腹感がないわけですから、普通のコミュニケーションや説得で理解してもらうことは難しいです。
食事をした後に「お腹が空いた!」などの要求が多い場合は、「ダメ!」と拒絶するのではなく、低カロリーのものを準備してあげると良いでしょう。
また1回の食事量を減らす、食事の回数を増やすなどの工夫を行えば、「もっと食べたい!」という認知症の皆さんの欲求を押さえつけない食習慣にすることができます。

おかしな方法で食事をする!

何でも汁に浸して食べる、おかずを手掴みする...。
こんな方法で食事をしている場合は、「本人が楽しく食事をできているのであればOK」とプラスに捉えて、傍で見守ってあげるようにしてください。
高齢者の食事で大事なことは「栄養をきちんと摂ること」と「楽しく食事をすること」の2ポイントが軸となりますので、細かいマナーに囚われないことも介護者には重要な心構えと言えるのです。

全く食事をしない!

美味しそうな料理を見ても興味すら示さない場合は、口内の炎症や入れ歯の不調、便秘などの体調不良が原因になっているケースも非常に多いです。
特に認知症の皆さんは自分の体調に鈍感になっていることも多いため、食事の量や食べ方を観察しながら、心身の状態を予測する習慣を付けることがリスク回避に繋がると言えるでしょう。
食事量に急激な減少が見られた場合は、近い将来、栄養失調になることも考えられますので、早めの気付きと対処が重要となります。

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